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BtoBの視点をBtoCへ。55万人が訪れた「フィリピン・フェスティバル2025」で私たちが大切にしたこと

作成者: 日経産業広告社のブログ|Dec 25, 2025 8:09:14 AM

この記事で分かること

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(1)ITや製造業、BtoBだけではない!観光をはじめBtoC領域の実績も多数

(2)「フィリピン・フェスティバル2025」のイベント企画・運営において大切にしたこと

(3)観光プロモーション担当者様へのお役立ちコンテンツの紹介
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日経産業広告社は、その社名から「製造業やBtoB企業の広報支援」をメインとするイメージを持たれることが多いかもしれません。もちろんそれは私たちの誇るべき柱ですが、実は観光プロモーションをはじめとするBtoC領域でも、多くのお手伝いをさせていただいています


11月29日~30日に、代々木公園にて国内最大級のフィリピン文化イベント「フィリピン・フェスティバル2025」(主催:フィリピン支援グループ)が開催されました。 本イベントは、旅行やフィリピン文化に関心の高い層をターゲットとした文化体験イベントです。

 

今回はこの運営事例を通じ、私たちが日頃から大切にしているマーケティングの考え方をご紹介します。

 

〇「限られた予算」を「納得感のある形」へ

 

本イベントにはフィリピン政府観光省様が協賛され、私たちはそのブース企画・運営を担当しました。

同省では「LOVE THE PHILIPPINES」キャンペーンを推進し、ブースでの体験を通じてフィリピンの多彩な魅力を発信。観光意欲の向上と、さらなる誘致促進を目的としていました。

 

今回のプロジェクトで最も大きなテーマだったのは、予算を効率的に活用しながら、来場者の心に残るクオリティをいかに確保するか、という点でした。
イベントの規模が大きくなればなるほど、やりたいことと予算のバランスは難しくなります。 そこで私たちは、パートナー企業様と密に連携し、「どこに力を入れれば、フィリピンの魅力が一番伝わるか」という優先順位を徹底的に話し合いました。
派手な演出をただ並べるのではなく、素材の選び方や設営の工夫によって、「予算を守りながら、安っぽく見せない」という着地点を模索し続けました。

 

こうした「地道な最適化」は、私たちがBtoBビジネスで長年培ってきた、クライアント様の実利を第一に考える姿勢が活かされた部分だと感じています。

 

 

現場でいただいた、嬉しい「声」

 

当日のブースでは、フィリピンの日常に欠かせない「コーヒー」と、伝統菓子「ビビンカ」を提供しました。
「このお菓子、初めて食べたけれど美味しい!」 「ブースの装飾がとても綺麗で、写真を撮りたくなる」
そんな来場者の皆様の何気ない言葉が、何よりの励みになりました。 フィリピンという国の温度感や文化を、「体験」として持ち帰っていただくこと。それこそが、今回のプロモーションの真の目的でした。

 

 

〇業界を越えて、想いを形にする「伴走者」として

 

BtoBであっても、BtoCであっても、「誰に何を届けるか」という本質に変わりはありません。私たちがBtoB領域で磨いてきた「ロジカルな戦略立案」は、観光や航空、旅行業界といったBtoC領域でも、再現性の高い成果を出すための大きな武器になると信じています。

 

また、観光プロモーションに携わる担当者様に向けて、弊社がどのような価値を提供できるかを以下にまとめております。広報・PR支援を依頼する際の費用の考え方、効果測定の方法など皆様が疑問になるポイントも記載していますので、気になる方は是非ご覧ください。

各国市場の理解と広域なネットワークを活用_ツーリズムプロモーション施策

 

派手な言葉を並べるよりも、まずは御社の課題を深く理解することから始めたい。私たちはそう考えています。

「地元の魅力を、もっと多くの人に知ってほしい」 「これまでのプロモーションとは違う、新しい視点を取り入れたい」
そんな悩みをお持ちの自治体・企業様がいらっしゃれば、ぜひ気軽にお声がけください。