こんにちは、日経産業広告社のブログ担当です。
「自社の企業広告を出したはいいものの、読者へ認知されているのだろうか?」「新聞広告ではどのような切り口が効果的なのか迷っている」
企業の広報・宣伝担当者様であれば、このような悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか。
今回は、日本経済新聞社による最新の調査データをもとに、「新聞読者、特に日経読者がどのような企業広告に関心を持つのか」を紐解きます。意外なデータから見えてくる、効果的なメッセージ設計やクリエイティブのヒントをお伝えします。
1. そもそも新聞読者は「企業広告」に対する関心が高い
下図は、複数の企業広告テーマを提示し、対象者が「どのようなテーマに関心を持つか」を調査した結果です。(※1)
グラフでは、回答者を「日本経済新聞(紙面)読者(濃青)」「日経電子版読者(薄青)」「他全国紙読者(黄)」「回答者全体(灰)」の4グループに分類し、それぞれの関心度(%)を示しています。
日経新聞読者(紙・電子)と他紙読者、および全体平均を比較し、それぞれの関心傾向の違いを詳しく見ていきましょう。
※1:出典 日本経済新聞社 メディアビジネスかわら版 2026年1月号

まず、大前提として知っておくべき事実があります。それは、新聞読者は一般平均よりも、企業広告に対する関心が全体的に高いということです。
特に以下のテーマに関しては、一般平均との差が大きく、新聞という媒体自体がこれらのメッセージを届けるのに適していることがわかります。
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社会課題解決に向けた想いや取り組み
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自社の理念や想い
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世の中に対する問題提起
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企業トップのメッセージ
これらは、テレビCMやSNSのタイムラインでは一瞬で流れてしまいがちな重厚なテーマですが、新聞読者はこれらをしっかりと受け止める傾向にあります。
2. 日経読者が反応する「意外な」フック
では、さらに踏み込んで「日本経済新聞(本紙・電子版)」の読者はどのような広告に反応するのでしょうか?
多くの担当者様が「社会課題」や「トップメッセージ」が有効であることは予想されているかと思います。
しかし、データを見ると、日経読者は、さらに具体的な「文脈」や「タイミング」に敏感であることが浮き彫りになりました。
日経読者が他と比較して特に関心を寄せるのは、以下のポイントです(上図黄色ハイライト項目)。
- 世の中の時流やアジェンダ(議題)を捉えた発信
- 企業の周年や節目であることを伝える発信
- 定期的に同一内容を出している広告
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専門的な内容の広告
興味深いのが、一般的には敬遠されがちな「専門的な内容」や、マンネリと思われがちな「定期的な同一内容の発信」であっても、日経読者には比較的好意的に受け止められている可能性が高いのです。
また、企業の「周年」に対する関心が高いのも、ビジネス感度の高い日経読者ならではの特徴と言えます。
3. 広告メッセージ設計・クリエイティブに活かせること
これらのデータから、次の業務に活かせる具体的なアクションが見えてきます。
もし、貴社が以下のような素材やテーマを持っているなら、日経本紙や日経電子版は差異的な媒体になるかもしれません。
まとめ
今回のデータが示唆しているのは、「読み手(読者)の関心に合わせたメッセージ設計の重要性」です。
日経読者は、単に情報を消費するだけでなく、その企業の「スタンス(社会課題への向き合い方)」や「歴史(周年・節目)」、そして「専門性」についての関心が相対的に高い傾向があります。
そのため、「少し硬い内容かもしれない」「専門的すぎるかもしれない」と躊躇していたその原稿こそが、実は日経読者にとって最も「刺さる」コンテンツになるかもしれません。
貴社の想いや取り組みが上記のようなトピックに含まれる場合は、ぜひ日経紙面・電子版の活用をご検討ください。